FXをはじめ、全ての投資活動を通して利益を出したいのなら、常に変化する相場の変動を予測することが、何よりも重要になってきます。
FXを利用する人は、投資家として今後の相場の変動を予測して情報を分析していかなくてはFXを賢く利用することはできないといっても過言ではないでしょう。
ここで、紹介する『ファンダメンタル分析』ですが、このファンダメンタルは“経済の基礎的情報”とか“経済的指標”という意味合いを持った言葉です。
ですからFXでいうファンダメンタル分析は“基本的な経済情報”をもとに予測を立てる、つまり『世界の経済情報を知り、それをもとに今後の相場変動に予想を立てる』という方法ということになります
基本的な経済の情報とは? |
よくテレビのニュースなどで「景気が良くなった」とか「景気が悪い」なんていう情報も経済の基礎情報のひとつで、例えば、世界で定期的に行われている会議や要心の発言ひとつにしても基本的な情報と言えます。
代表的な情報の例として、次のようなものが挙げられます...
■ その国の金利や景気の動き
■ その国の政策や財政の動き
■ その国の貿易収支
■ その国の他国との対外政策 ほか
これは、たった一部の例ですが、FXは2つの通貨ペアを用いた取引をもとに売買するものなので、少なくとも2国間の国際関係など、幅広く情報を収集しなければなりません。
こういったニュースの類いは意識していなければ基本的に難しそうな話なので、テレビのチャンネルを他にまわしてしまうところですが、自分もFXで投資をしているという意識があれば自然と耳に入ってくるものです。
これらの情報を収集し分析した結果、これから相場が円高(ドル安)になるのか円安(ドル高)になるのか等を予測していくのが、ファンダメンタル分析になります。

実際に分析 |
情報によって、今が買い時なのか、または売り時なのか方向性を決めていきます。
分析の仕方の指標としては、『金利の上昇』『経常収支』『日銀総裁』などで、経済指標が上昇すると、その国の通貨が上昇する可能性があります。
また、戦争や紛争が起こったり、GDPが低下したりすると、その国の通貨が下降する可能性があります。
つまり、その国にとって良いニュースであれば通貨の価値が上がり、反対にあまりいいニュースでなければ価値が下がるという傾向を持っているのです。
ただ、あくまで可能性の話ですから、これらの分析を割り出したからといってその通りに変動が確実になるわけではありませんし、選挙や投機、うわさなどで突発的な変動の要因にもなります。
情報はあくまで情報であって、主応通りにレートが動くとは限らないということです。
しかし、情報はあるのとないのでは雲泥の差が生じますから、世界の値動きのヒントになることは間違いないでしょう。
ちなみに、オクトキュービックのオクトFXでは、ベテラン為替トレーダーのタイムリーなコメントを24時間読むことができる『ライブコメント』があるので、値動きに関する情報をタイムリーで仕入れることができます。
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