ファンダメンタル分析を行うには、数多くの指標や、それらの相互関係なども分析する必要があり、 経済評論家などの専門家でも困難を極めるものでもあります。
しかし、100%分析をしなくてもいいのです。
情報をできるだけでいいので集め、自分なりの分析をしていくことによって、為替の動きが少しでも読みやすくなるだけでFXの利用は大きく変わります。
ここでは、世界の主な経済指標例を紹介しますので、あなたの分析の参考にして下さい。
代表的な経済に関する指標 |
失業率 |
その国の雇用状況により、経済状況や制作ないようを読むことができます。 |
貿易収支 |
最重要指数のひとつとされ、その国の国際的な経済が反映されている指数になります。 |
国内総生産 |
一般的に「GDP」と呼ぶ指数で、経済全般の動向を知ることができます。 |
住宅着工件数 |
その国の住宅着工件数を示した指数で、着工数が多いと景気の拡大に繋がるとされています。 |
対米証券投資 |
アメリカに流れる資本の額を表した指数で、アメリカの経済流通の目安になります。特に貿易赤字がカバーされているかが重要だとされています。 |
消費者物価指数 |
一般の消費者が購入する商品などの価格変動を示した指数です。 |
消費者信頼感指数 |
経済の雇用に関して消費者にアンケートを行って算出している指数です。個人投資やGDPとの相関性が強いと言われています。 |
企業短期経済観測調査 |
日本銀行から発表される指数で、民間企業1万社に対して景況感や設備投資計画などをアンケート集計したものです。日本経済状況が把握できる信頼性の強い指標だといわれています。 |
日本 |
・日銀金融政策決定会合(月2回 15:30頃発表)
・経済収支、貿易収支(毎月10日頃 8:50発表) |
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アメリカ |
・FOMC(年8回 4:15発表)
・雇用統計(毎週第1金曜 22:30発表) |
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ユーロ圏 |
・ECB理事会(毎月 21:45発表)
・失業率(毎月第1週 19:00発表) |
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イギリス |
・BOE政策金利(毎月上旬 21:00発表)
・貿易収支(毎月15日頃 18:30発表) |
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これはあくまでも予定ですので、ファンダメンタル分析のために詳細を知るには、日頃の情報収集が必要となります。
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