ロスカット
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損害拡大を防ぐ安全装置機能

大きな利益を生み出すことが可能なFXですが、ときに大きなハイリスクも伴う可能性があります。
他項でも何度か触れていますが、大きな取引には大きなリスクがつきもので、例え1円のレート変動でもレバレッジの効果によって被害額はその証拠金の50倍〜100倍、1円下がれば何万円も損をすると考えてもいいのです。

そこで、そんなリスクの幅をある程度以上広げないようにと、安全装置機能を担うのがロスカットです。

ロスカットとは?

当サイトで紹介している5社が採用している、ロスカットは、「マージンコール」や「自動ストップロス」ともいわれ、為替の変動が仮に思惑と反対方向(下がる)に動いてしまった際、 「維持証拠金×取引数量」を下回った時点で自動的に決済をしていまうというルールのことを言います。
「どうして、勝手に決済してしまうんだ」と思う方もいるかと思いますが、もしそこで決済しておかなくて、損失が拡大してしまう可能性があります。

為替の世界は株のように、それ以上上がったり下がったりできない値幅制限(ストップ幅)がありません。
ですから、放っておくと無限大に損失が膨らんでしまう可能性をもっているのです。
ロスカットはもっている資金以上に損失が膨らまないようにする仕組み、利用する方の大切な資金を守る安全装置の働きをもっているのです。

FXの会社によってはロスカットレベルに近づくと、事前にメールでお知らせするサービスも行っています。
資金に余裕があって、その後の経過をまだ見続けたい場合は資金を追加して取引を続けることが可能になっています。
ただ、損失が大きくなりすぎる前に素早い決済を行うリスクコントロールの重要性を忘れてはいけません。

FXを利用するなら、ロスカットに頼るだけでなく、自身でもロスカットラインを常に意識して投資することが大切です。
常に考えながら投資していくことが、着実に儲けを積み重ねていく秘訣になるでしょう。

ロスカットを恐れずにチャンスに備えるため、また値動きに過敏になりすぎないようにも、もとで資金に余裕を持つことが大切です。

 
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