FX取引業者によって異なりますが、多彩な注文方法にはそれぞれ利用できる有効期限を指定するものがあります。
その有効期限を利用することによって、措定した一定期間その注文を、より外国為替相場にあった取引ができるようになるでしょう。
FXは為替の注文方法でレートを指定することができることは他の項目でも説明した通りです。
ただ為替の動きに夜指定のレートだけでなく、期限も指定する取引方法が行える会社を選択する場合は、ぜひ利用したい注文方法です。
デイオーダー |
“Day Order”すなわち、日ごとに期限を付けた注文方法です。
当日のみ有効となり、その日のうちにレートが不成立なら自動的にキャンセルされます。

ウィークオーダー |
“Week Order”すなわち週ごとで期限を設けた注文方法です。
有効期限は週末までが有効とされ、その週の最終営業日までに不成立ならキャンセルされます。

GTC注文 |
GTC(ジーティーシー)とはGood Till Cancelの略で無期限注文という意味を表しています。
デイオーダーやウィークオーダーのように期限が決まっているものでなく、注文方法は、取引が約定するまで、または自分でその注文をとりけすまでは半永久的に有効となります。

GTDH注文 |
GTHD(ジーティーディーエイチ)とはGood Till Date Hourの略で、期限指定注文のことを意味します。
指定する日までの有効期限を設けることのできる注文方法で、その日時までに不成立なら自動的にキャンセルされます。
途中で成立するか、指定した日時にならない限り注文を有効としてくれます。
GHTDを採用している会社でも、週末を超えて設定することができない会社もあるようです。
基本的には何日の何時までと具体的な期限日を設定することができるようになっています。

Day Order |
当日まで有効 |
Week Order |
週末まで有効 |
GTC注文 |
期限なし 無期限 |
GTDH注文 |
指定日まで有効 自分で指定日設定可能 |
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