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  スプレッド
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反対売買と損益

相場の価格には、2wayプライス(または2wayクォート)といって、取引の値が2つ同時に表示されていて、スプレッドとは、そのある通貨の「売値:ビット」と「買値:オファー」の差のことをいいます。

具体的には、売値(Bid)が115円50銭で設定されていて、買値(Ask)が115円55銭でされているとしましょう。
このときの差ですから、スプレッドはつまり5銭ということになります。

スプレッドはFX業者が自由に設定できるようになっていて、何銭のスプレッドをとっているかというのも業者を選ぶことのポイントのひとつになります。

というのも、スプレッドはその会社に払う手数料のひとつとも考えられるからです。

A社
手数料 往復30銭
スプレッド 10銭
B社
手数料 往復5銭
スプレッド 50銭

一見手数料はB社の方が格段に安いように見えますが、もしドルを買ってすぐに売るとすれば、A社は「30銭+10銭」で『40銭』。B社だと「5銭+50銭」で『55銭』。A社の方がかかる手数料は安くなります。

通常は、買って、すぐに売るなんてことはしませんが、考え方として、FXで利益を出すためには手数料+スプレッド分を考えなくてはならないということになります。
つまり、A社では「40銭」の変動があれば+で決済が可能ですが、B社では「50銭」の変動がなければ買値に対してプラスの状態で決済ができないということです。

勘違いしやすいポイントではありますが、見かけの手数料だけで会社を選ぶのではなく、手数料+スプレッドを頭に入れておくことを忘れないようにして下さい。

 
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